2006/12/01

少子化社会白書と裁量労働制

 「2005年度版少子化社会白書」なるものが閣議で承認されたらしい。
 その一方で厚労省は裁量労働制の拡大を諮っている。
 一方は親の働き方を改善し、「子育て重視、長時間労働をやめて父親は家庭に帰ろう」と言い、もう一方は「労働時間制限を撤廃し、成果による報酬主義を拡大しよう」ということである。
 少子化の根本原因は家に父親がいる時間が少ないことが最大の理由だと思う。
 上の白書もその点強調している。
 当にその通りであろう。
 裁量労働制は現在でも存在するが、これは比較的高給な職域に適用されている。
 厚労省が新しく検討しているものはこれを年収400万ベースの所得域にも拡大しようと言うことである。
 この年収だと大部分の労働者は丁度、子供を産もうという年代ではないであろうか。
 現在でも裁量労働制適用者は長時間労働の傾向が強いがそれはクリエイティブな仕事と高給であるが故に本人もある面、納得できるであろう。
 これが年収400万という決して富裕な収入ではない層に適用し、さらに子育て層とかぶった場合、ますます子供を育てようなどという気持ちは萎えてしまう。
 喜ぶのは超過勤務代の負担を減らせ、子育ても完了している経営層だけであろう。

 いかにも役人主導の日本らしいチグハグな事ではある。

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2004/04/16

この国の行く末は

 イラク人質事件、無事解放された3人の方には「良かったですね」と伝えてあげたいです。しかし周囲の対応を考えると日本という国は国際社会の中でもまだまだ異質なものだなと感じました。日本という国自体が異質であることを棚に上げ、自らは異質なものを受け入れない村社会を構成しているのではないかと考えてしまいました。
 基本的に3人の方は自らの意思で行動されているということです。当然自己責任であるということは当人たちも意識されていることと思います。いかなる場合でも国家は個人の善意の行動を制約すべきでは無いのです。反面、国家が自国民の安全を保護するのは、国家として最も重大かつ基本的な責務だと思います。国民の安全を守る為に行った国家活動に対して費用負担、損害賠償など求めるべきではないのです。これら相反する関係全てを飲み込んだ上で国家が存在しているのではないでしょうか。これらをどのようにコントロールするのかがその国の政府の役目だと思います。
 本来、自衛隊は出すべきではなかったと思います(他にもイラク国民に対して貢献できる方法は色々あるはず)。けれども出した以上は成果が上がるまで撤収すべきでは無いと思います。国際社会の中での役割を考えて決定した以上、簡単に軌道修正すべきではないのです。色々意見があるのは当然なことですが。
 私自身、嫌な感じがするのは今回の人質解放と自衛隊撤収を結び付けている人たちが大勢いるように思えることです。街頭署名を受けて感じたのですが署名の目的に「人質救出=自衛隊撤収」の選択肢しかないのです。署名を拒否しようものなら非国民呼ばわりされかねない勢いでした。この体験をして感じました。未だ消息のわからない方々に対する政府、国民の対応がどのように揺れるのか非常に気にかかります。

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2004/04/14

レンタル蛍光灯

 企業向けの蛍光灯レンタルサービスが注目を集めているみたいです。物品を購入する場合、購入する企業にとっては会計処理、消耗品処理または減価台帳の処理、産業廃棄物処理の手続き、それらに伴う人件費等々かなり手間のかかる作業が発生します。レンタルだとすべて経費処理一発で終わりますので導入のメリットがあるわけです。またレンタル業者側は安定収入を確保できるわけです。大企業では一社で所有する”光”の代金もバカにならないでしょうからビジネスとして成り立つのだと思います。しかしよい所に目をつけたなーというのが私の感想です。ただし規模のメリットが生きる大企業でなければ導入は難しいでしょうね。 この手の新しいビジネスネタは案外と身の回りに存在しているかも知れませんね。何か金儲けのネタがないかなー。

【nikkeibp.jp】

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